13失点大敗「こんなスタート切りたくなかった」 エ軍開幕2連敗にマドン監督ポツリ

エンゼルスのジョー・マドン監督【写真:盆子原浩二】
エンゼルスのジョー・マドン監督【写真:盆子原浩二】

8回に救援陣が相次ぎ乱調…1イニング8失点で試合を崩す

■アストロズ 13ー6 エンゼルス(日本時間9日・アナハイム)

 エンゼルスは8日(日本時間9日)、本拠地でのアストロズ戦に6-13で敗れた。初回から投手陣が踏ん張れず、実に6被弾。前日に大谷翔平投手が先発してロースコアの試合に持ち込んだのとは一転して大味な試合に。開幕2連敗となったが、ジョー・マドン監督は試合後「こんなスタートは切りたくなかったが、また明日戻ってプレーするだけさ」と前を向いた。

 先発のデトマーズが初回先頭のアルトゥーベに先制ソロを被弾。直後に大谷の今季初安打から2点を奪って逆転したが、4回から3イニング連続で失点。8回には3番手のメイヤーズ、4番手のハーゲット、5番手のバリアと相次ぐ乱調で、8失点を喫して試合が崩れた。打線は8回からの2イニングで計4点を返すも、反撃及ばず。大谷はこの日5打数1安打1得点で打率.111となった。

 指揮官は「スタートはよかった」と言いつつ、中盤以降に暗転した状況を説明。ブルペンを疲弊させないためにも2連投は避けたい方針なだけに「昨日と同じブルペンではなかった。きょう登板できる投手はブルペンの半分だけだった。それでも上手くいくように工夫しようとしたが、上手くいかなかった」と語った。

 昨季から投手陣の強化は喫緊の課題。大谷に加えてトラウト、レンドンが揃った強力打線もまだ完全に機能している状況とは言い難い中で「私たちはもう少し良い投球をしないといけない。もっと一貫した攻撃をしないといけない。みんながしようと思っていることだが、彼らが上手くやった。彼らを称賛しないといけない」とアストロズを称えた。

(Full-Count編集部)

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