愛息のメジャー初弾に両親が狂喜乱舞 TVに映った「素晴らしい瞬間」に祝福殺到
両親がインタビュー取材を受けている時にペーニャは初本塁打を放った
■アストロズ 13ー6 エンゼルス(日本時間9日・アナハイム)
アストロズは8日(日本時間9日)の敵地エンゼルス戦に13-6で勝ち、開幕2連勝。「7番・遊撃」で出場したジェレミー・ペーニャ内野手がメジャー初本塁打を含む3安打と大活躍した。今季メジャーデビューを果たしたドミニカ共和国生まれの24歳。試合を観戦していた両親がインタビューを受けていた時に飛び出した一発にファンから「ビューティフル」「素晴らしい瞬間」などの声が寄せられた。
4-2で迎えた7回、先頭で打席に入ったペーニャは記念すべきメジャー1号を左翼席に運んだ。MLB公式サイトによると、父のジェロニモ・ペーニャさんと母のセシリアさんは丁度インタビューを受けており、愛息の一発に歓喜する瞬間がテレビに映し出された。ペーニャは「計画してできるものじゃないよ。両親がカメラに映っていたと聞いたときは素晴らしかったね」とコメント。1990年から96年までカージナルスなどでプレーした父はインタビューで「ハッピー、ハッピー、ハッピー」と繰り返し、「宝くじに当たったようだよ」と喜びを表した。
MLB公式ツイッターが「これはなんてスペシャルなんだろう」と記し、ペーニャの初本塁打と狂喜乱舞する両親の動画を投稿すると、ファンも祝福。「これはとても素敵で特別」「これだから野球が大好き。お父さんの誇らしげな顔を見てよ」「素晴らしい瞬間を捉えたね!」「これは本当に素晴らしい。見られて良かった」「2022年最高の瞬間」「ビューティフル」「大人を泣かせるには十分」とコメントを寄せた。
メイン大学から2018年ドラフト3巡目(全体102位)でアストロズに入団し、FAでツインズに移籍したカルロス・コレアの後釜として期待されるペーニャ。ここからどんなサクセスストーリーを描くだろうか。