「ナックル姫」が始球式でストライク投球 東都大学リーグで“伝家の宝刀”披露
エイジェック女子硬式野球部の吉田えり投手兼任コーチが初の神宮マウンド
東都大学野球春季リーグは12日、神宮球場で第2週が始まり、第1試合の駒大-日大戦を前にエイジェック女子硬式野球部の吉田えり投手兼任コーチが始球式に登場。“伝家の宝刀”であるナックルを披露し、ストライク投球で会場を沸かせた。
「ナックル姫」が投げ込んだ投球は見事にストライク。「コントロールを課題にしていたので、ストライクゾーンに行ってくれました。(出来は)満点かなと思う」と笑顔で振り返った。
女子プロ野球をはじめ、試合観戦に来たことはあるが、神宮球場のマウンドに立つのは初めてのことだった。「すごくキラキラしていて、ここで投げることができたら素敵だなと思っていたので、このマウンドで投げられて嬉しかったです」と万感の思いだった。
試合前、駒大の大倉孝一監督と挨拶。女子野球日本代表時代の監督だったという。「(当時から)とても温かい監督でした。名前を覚えていてくださって、すごくうれしかったです」と東都との“縁”も明かしていた。
吉田さんが所属するエイジェックは、東都大学野球連盟の2022年『PREMIUM UNIVERSITIES 22』のプレミアムパートナーに就任。1部だけでなく、東都大学野球連盟へ加盟している22校へのスポーツを軸とした産学連携も進めるなど、サポートをしていく予定となっている。