1球もバット当たらぬ火の玉は「藤川より唸ってる」　ドラ8の剛球に「背筋ぞくぞく」

日本ハム北山は1球もバットに当てさせることなく3者三振でプロ初セーブ

■日本ハム 3ー0 西武（12日・ベルーナドーム）

　日本ハムのドラフト8位・北山亘基投手が、新人とは思えない貫禄の投球でプロ初セーブをあげた。12日の西武戦（ベルーナドーム）の9回にマウンドに上がると、1球もバットに当てさせることなく3者連続三振。「背筋がぞくぞくするほど凄かった！」とファンの興奮も冷めやらない。

　ドラ8の守護神は3点リードの9回に登板。西武2～4番の上位打線と対戦した。先頭のオグレディは全4球の直球勝負を挑み、最後は153キロで見逃し三振に。続く中村は152キロ直球で空振り三振、外崎も152キロ直球で空振り三振に仕留めた。ファウルすら許さない全15球でプロ初セーブ。日本ハムのここまで4勝中、2勝＆1セーブをあげる孤軍奮闘ぶりだ。

「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeが投球ハイライトを公開すると、ファンは大興奮。「全盛期の藤川球児さんの様なホップし伸びる火の玉ストレート！」「素人でも分かる良いストレート」「スーパースター誕生の予感」「藤川球児の再来」「グインって伸びてる」「藤川のより唸ってるぜ」との声が寄せられた。