内角えぐる158キロは「HRになる球じゃない」 衝撃弾のゲレーロJr.に現役投手も脱帽
23歳28日でキャリア2度目の1試合3発達成は、MLB史上2番目の若さ
■ブルージェイズ 6-4 ヤンキース(日本時間14日・ニューヨーク)
ブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.内野手が13日(日本時間14日)、敵地で行われたヤンキース戦で1試合3本塁打を放った。中でも内角高めの158キロを捌いて左中間席へ運んだ2本目は「これは決してホームランになるべき球じゃない」と、現役投手をも震撼させている。
ゲレーロJr.は、ヤンキース先発ゲリット・コールから初回に先制の中越えソロ。そして3回の第2打席に、打った瞬間にそれを分かる豪快な2ランを叩き込んだ。これだけでは終わらず、8回の第4打席に単独トップの4号となる左中間ソロ。この日4打数4安打4打点の大爆発で、チームに勝利を呼び込んだ。キャリア2度目の1試合3発。23歳28日での達成はMLB史上2番目の若さであると、米スポーツ局「ESPNスタッツ&インフォ」のツイッターは伝えている。
昨季エンゼルスの大谷翔平投手と争い、48本でア・リーグ本塁打王に輝いたキングが、今季も開幕直後から快音を連発。カブスのマーカス・ストローマン投手が自身のツイッターで2本目の動画を引用しながら「これは決してホームランになるべき球じゃない。決して。ブラッディの常軌を逸したスイング!」とつぶやくと、ファンも「彼のバットスピードはクレイジーだ」「もう何も投げられないじゃん」「あの球を打てる選手はMLB史上5人ぐらいしかいないかも」と驚きの声を上げた。
(Full-Count編集部)