大谷翔平に「結婚した?」 ド直球質問ぶつけた元同僚、英語の“文章力”にも驚き
マーリンズのバースは大谷ユニホームに英語でサインを入れてもらった
エンゼルスの大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、日ハム時代の2016年にチームメートだったマーリンズのアンソニー・バース投手と再会した。左中間での投球練習中にバースが歩み寄り、水原一平通訳を交えて数分間談笑した。再会は右腕が同地区のマリナーズに所属した2019年以来3年ぶり。バースは「会えて良かった。去年の活躍におめでとうと伝えたよ」と明かした。
大谷とバースは英語でトークしたようだ。バースから「結婚したの?」とストレートな質問には「ノー」と回答。その後も世間話をしたという。バースは大谷の英語力について、「話すより理解度の方が高いようだ」と評価した。
バースはこの遠征に合わせて大谷の日ハム時代のビジターユニホームを持参。「To Anthony 2016 Japan Champions」とサインを入れてもらった。「英語は、喋るより理解度のほうが高いようだね。だが、英語の文章を書く能力は素晴らしかったよ。“To Anthony”と書いて、サインも入れてくれた。非常に読みやすい文字だった。とても特別なものになった」と感謝。自宅に飾るという。
大谷は昨季リーグMVPを満票受賞した。「日本で一緒にプレーした時からメジャーでスーパースターになるのはわかっていた。健康でいる限り、毎年MVPの議論に名前が出てくるよ」と期待。「いつも謙虚。すごく話しかけやすいし、年齢のわりに大人だね。彼が23歳の時に一緒にプレーしたんだけど、振る舞い方が年齢以上に大人だった。ルーティンや野球に対して厳格に向き合っているから、尊敬している」と語った。かつてチームメートだったバースに、確かな刺激を与えているようだ。