阪神、裏目裏目の6連敗…打順入れ替えも実らず、52イニング適時打なしの泥沼
好機は作るも…入れ替えた打線が機能せず、中日柳が快投
■中日 4ー1 阪神(14日・バンテリンドーム)
開幕からまだ1勝と苦しむ阪神が14日、敵地バンテリンドームでの中日戦に1-4で敗れ、引き分けを挟んで6連敗となった。打順を大きく入れ替えて臨んだものの、機能せず。開幕17戦で12球団最速での15敗となり、借金14。泥沼から抜け出せないでいる。
初回1死二、三塁から、中日の阿部に先制の2点適時二塁打を許し、早くも追う展開に。2回2死二塁のピンチでは、“首位打者”の大島を申告敬遠して続く岡林と勝負。ここは空振り三振に仕留めて功を奏した。さらに3回2死の攻撃では、早くも先発の桐敷に代えて高山を代打に送ったが、空振り三振。その裏に継投した2番手の尾仲が2失点を喫して、早期の継投は裏目に出た。
序盤で4点ビハインドを背負う中、組み替えた打線は機能せず。2番に入った佐藤輝は4回無死一塁で二ゴロ併殺打。6回2死一、三塁のチャンスでは二ゴロに倒れた。チームは8回にも2死二、三塁を作ったが、1番に起用された中野が遊ゴロに。9回に犠飛で1点は返したが、52イニング適時打なしは継続。昨季投手2冠に輝いた中日の先発・柳に快投を許した。
(Full-Count編集部)