大谷翔平の“足”にやられた…敵軍左腕もお手上げ「非常に積極的」「凄い運動能力」
3打数2三振を奪うも初回の内野安打に悔い「いい打席にさせてしまった」
■エンゼルス 8ー3 レンジャーズ(日本時間18日・アーリントン)
走者・大谷翔平は脅威そのもの……。レンジャーズのマーティン・ペレス投手は19日(日本時間20日)、本拠地のエンゼルス戦で4回5安打4失点(自責3)で今季2敗目。大谷とは3打数1安打2三振に封じたが、「驚くべき選手だ。僕もオオタニファンの1人だよ。いい打席にされてしまった」と先制点につながった初回の内野安打を悔やんだ。
ペレスはエンゼルスとの4連戦中に敵軍打者の狙いを研究。「どういう球を待っているか研究した。今日マウンドに上がる時はオオタニら打者にどういう投球をしたらいいかアイデアがあった」。3、4回と2打席連続三振を奪ったが、初回の内野安打での出塁後が痛かった。
トラウトの右飛で二塁へタッチアップで進塁する好走塁。ウォードの中前打で三塁へ進まれ、同2死三塁からパスボールの間に先制点を許した。
「(大谷の走塁は)非常に積極的だ。対戦する時は、とにかくアウトにしたい。塁に出すと物凄い運動能力を発揮するから。初回は(トラウトの)フライボールで二塁まで行かれた。塁にいる時はとにかくそこにとどめて、次の塁に行かせたくない」
走者・大谷にかなり神経をすり減らされたようだ。
前日16日(同17日)には今季初の三盗を決め、マドン監督は「ビューティフル。タイミングが良かった」と称えていた。この走力の高さも1番打者として起用される理由の1つであることは間違いない。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)