退場処分にブチ切れ「バカな行動だ」 事態悪化させた“愚行”に「失望した」

米国の大学野球で珍事が発生【写真:Getty Images】
米国の大学野球で珍事が発生【写真:Getty Images】

米大学野球で、初回に起きた“打球直撃”めぐるイザコザ

 米大学野球で、泥沼の“退場劇”が繰り広げられた。16日(日本時間17日)に行われたテネシー大vsアラバマ大の一戦。退場処分を告げられたテネシー大のコーチが、ブチ切れて審判に行った“愚行”に、ファンからは「信じられないくらいバカな行動だ」「失望した」と批判の声が上がった。

 地元紙「ノックスビル・ニュース・センチネル」によると、いきなり初回に事態が起きた。打者が放ったライナーがテネシー大先発投手ドランダーの右腕に直撃。痛みからしゃがみ込むと、フィールドに登場したアンダーソン投手コーチはアラバマ大ダグアウトから何か言われたのか「ダグアウトとヘッドコーチに対して激怒しているようだった」という。

 アンダーソン投手コーチは止めに入った審判団と言い争って退場となり、後から加わったヴィッテロ監督も同様の宣告を受けた。すると激昂したヴィッテロ監督は審判に“体当たり”。規則に従いヴィッテロ監督に4試合、アンダーソン投手コーチには1試合の出場停止処分が下された。

 MLBでは昨年、メッツのルイス・ロハス監督(当時)が審判の判定に激怒。執拗につけ回して猛抗議した結果、退場となっている。今回も自軍の選手を大切に思うからこその怒りではあったが、事態を余計に悪化させたタックルをファンは疑問視。テネシー州の地方テレビ局「WVLT」でスポーツリポーターを務めるザック・リッケンズ氏が動画を投稿すると、「これ暴行だよ」「彼のような熱いコーチが、最高のコーチなんだよ」「彼はいつも何かやらかすな」と様々な声が寄せられていた。

【実際の映像】退場処分にブチ切れ「バカな行動だ」 事態を悪化させた監督の“愚行”

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