普通のリードすらNG? 一瞬の“爆肩牽制”に球場騒然「完全無欠のキャノン」
ロッキーズ球団公式ツイッターも称賛するディアスの早業「美しいもの」
■ロッキーズ 4ー1 フィリーズ(日本時間19日・コロラド)
瞬きすることすら許さない早業だ。ロッキーズのエリアス・ディアス捕手が18日(日本時間19日)の本拠地フィリーズ戦で“爆肩”を炸裂させ、球場を沸かせた。走者の位置を把握し、的確に一塁へ強烈なボールを送ったディアスの芸当に、地元放送局も「完全無欠のキャノン」と舌を巻いた。
0-0で迎えた4回2死一塁で、フィリーズの5番・シュワーバーを打席に迎えた場面だった。内角低めの86.9マイル(約139.9キロ)のスライダーをディアスがキャッチすると素早く体勢を入れ替え一塁へ腕を振り抜いた。走者のホスキンスは慌てて帰塁を試みるもディアスの送球が勝り、一塁手クロンの技ありのタッチも加わり、見事に刺した。
ディアスが一瞬で見せた身のこなしをロッキーズ公式ツイッターが「美しいもの」と題した映像で紹介すると、地元紙「デンバー・ポスト」のロッキーズ番記者パトリック・サンダース氏は「もの凄い送球」と称賛。試合を中継した地元放送局「スポーツネット・ロッキーマウンテン」の実況も「信じられない送球、そして素晴らしいタッチ」として、ディアスとクロンのコンビネーションを称賛した。