元鷹右腕、“魔球”の落差は約96センチ 被打率.000にMLB公式「エグい新球種」

パドレスのニック・マルティネス【写真:AP】
パドレスのニック・マルティネス【写真:AP】

元鷹マルティネスのチェンジアップは約128kmで約96cmの落差

 ソフトバンクなどでプレーし、今季5年ぶりにメジャーに復帰したパドレスのニック・マルティネス投手。ここまで2試合に先発して0勝1敗、防御率4.50の成績を残している。MLB公式サイトは右腕が操るチェンジアップを「今年要注目のエグい10の新球種」の一つに選んでいる。

 マルティネスはメジャーデビューした2014年から17年までレンジャーズに在籍。記事によると、当時からチェンジアップを投げていたがさらに改善を加えたようだ。「最高の球種は、改良されたチェンジアップだろう。以前投げていたものと比べて、球速は遅いが、より深く落ちる」と解説した。

 球速は2017年が85.5マイル(約138キロ)で、今回が79.6マイル(約128キロ)。約10キロ落ちたが、落差は17年が29.1インチ(約74センチ)で、今年は37.8インチ(約96センチ)。なんと20センチ以上も深くなっている。チェンジアップの被打率はここまで.000(9打数0安打)。改良した“魔球”を武器に、今後の活躍が期待される。

【実際の映像】異次元の落差で被打率.000 元鷹右腕が操る“魔球”

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