元「リトル世界一」清宮幸太郎の“後輩” 米国の高校でプレーする理由とは

日本でのリトル時代は「実は野球が好きではなかった」

 藤原は2歳から6歳までアリゾナ州に住んでいたことがあるという。今回の米国滞在では英語が上達し「2日前に肌を焼きすぎちゃって」。ビーチに行くなどの楽しみも満喫しているようだ。

 元々は内野手だが、レギュラー獲得のため左翼にコンバートされた。日本時代を振り返り「(日本でなら)厳しいコーチの元、1日12時間ぐらい練習していただろう」と話している。さらに「リトルリーグの時は、リトルリーグ・ワールドシリーズに行くという夢があったけど、実は野球が好きではなかった」と驚きの告白も。アメリカの環境が合っているようで「困難な状況を乗り越えた今、野球をプレーすることが純粋に楽しい」と続けている。

 この先も、カリフォルニア工科州立大学で野球をプレーすることが決まり、米国球界でプレーを続ける。メジャーリーグでは、アメリカの高校からドラフト指名を受け、今春初昇格を果たした加藤豪将内野手(ブルージェイズ)が活躍中。藤原は今後、どのような道を歩くのだろうか。

(Full-Count編集部)

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