相次ぐ誤審被害は「100%酷い」 “洗礼”浴びるイチロー愛弟子が「これは可哀想」
マリナーズのフリオ・ロドリゲス、まだ14試合で見逃し三振「14」
今季メジャーデビューを果たしたマリナーズのフリオ・ロドリゲス外野手が、思わぬ“洗礼”を浴びて苦戦している。開幕からここまでメジャーワーストの23三振。ただ、ボール球をストライクと判定された“誤審疑惑”の被害も多く、ファンからは「これは可哀想」「彼の三振の半分は際どくもない」などと同情の声が上がっている。
イチロー氏の愛弟子でもある期待の21歳は、判定にも泣かされている。22日(日本時間23日)に行われたロイヤルズ戦でも、“疑惑の一球”があった。6回先頭の第3打席で見逃し三振に倒れたボールは、高めに外れていたが、判定はストライク。MLB公式サイトは、今季の見逃し三振「14」がメジャーワーストだと指摘。さらに、そのうちの9つは「スタットキャスト」ではゾーンの外だと識別されていることにも触れた。
2015年にスタットキャストが導入されて以降、シーズンでのストライクゾーンを外れる球での見逃し三振記録は、アストロズのコルビー・ラスマスが同年に記録した「25」。ロドリゲスはまだ14試合にもかかわらず、驚異的なペースで重ねていることになるが「判定の後はどうするこもできない」とポツリ。「僕はストライクゾーンを理解している。スイングするかどうかの判断にはいい感触を持っている」と前を向く。
MLB公式サイトのマリナーズ番を務めるダニエル・クラマー記者は、疑惑の三振の数々を自身のツイッターで紹介。ファンも納得いかないようで「これは100%酷い」「この判定がダメなのは僕でもわかる」「これは馬鹿げている」などとコメントを並べていた。