大谷翔平は「成功できる状態」 マドン監督との師弟関係を敵将が絶賛「ピッタリ」
ハイド監督はカブスコーチ時代にマドン監督の門下生だった
■エンゼルス ー オリオールズ(日本時間24日・アナハイム)
オリオールズのブランドン・ハイド監督が23日(日本時間24日)、エンゼルスのジョー・マドン監督と大谷翔平投手の「師弟関係」を称えた。敵地・エンゼルス戦前に報道陣の取材に応じ、「ショウヘイは非常にクリエイティブな監督のもとでプレーしている。選手を第一に考えている監督だ。ジョーが彼のことが大好きなのは知っているし、常に彼にとって最良の選択をする。ピッタリな人のもとでプレーしている。ジョーは彼を守って、成功できる状態においてくれるだろう」と語った。
ハイド監督は2014年から2018年までカブスでベンチコーチ、一塁ベースコーチを務めた。マドン監督には2015年から5年間、監督・コーチの間柄だった。「ジョーは興味深い選手が好きだ。そのうえクリエイティブな戦略を用いるのが好きだ。だから、あれだけ才能のある選手を手元に置けること、そして彼をどう使うか思案することが、原動力になっていると思う」と語った。
22日のカード初戦では1番・大谷を4打数無安打3三振に抑えた。3打席連続空振り三振、遊ゴロ併殺打と完璧に封じた。ハイド監督は「昨日はオオタニをダブルプレーに取れて助かった。あの打席ではバットの先にあたった。あれだけのアスリートなので、いい走塁を見せたし、弾丸のような打球だった。一塁はぎりぎりだったよ。彼には、てこずらされた」と頭をかいていた。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)