元燕、鷹バレンティンが移籍後初本塁打 メキシカンリーグ開幕戦で豪快アーチ
開幕戦となったユニオンラグナ戦の第2打席で豪快な本塁打
元ヤクルト、ソフトバンクで今季からメキシカンリーグのサルティーヨに所属するウラディミール・バレンティン外野手が開幕戦で移籍後初アーチを放った。22日(日本時間23日)に行われたユニオンラグナ戦に「4番・左翼」で出場。4回の第2打席で1号ソロを放った。
昨季でソフトバンクから構想外となって退団し、今季からメキシコに新天地を求めたバレンティンがいきなり開幕アーチを放った。2回の第1打席で空振り三振に倒れて迎えた4回の第2打席だ。先頭打者として打席に入ると、1ストライクからの2球目をフルスイング。打球は一直線にレフトスタンドに飛び込んだ。
2011年にヤクルトに加入したバレンティンは来日1年目から3年連続で本塁打王に輝き、2013年にはNPB記録となるシーズン60本塁打をマークした。ヤクルト在籍9シーズンで8度、30本超を放った。ただ、2020年から移籍したソフトバンクでは苦戦を強いられ、昨季はわずか22試合の出場で4本塁打止まり。NPB通算300本塁打こそ達成したものの、構想から外れて退団となっていた。