グラウンドに散乱する缶やゴミ ヤ軍ファンの“蛮行”に非難の声殺到「醜すぎる」
サヨナラ勝利の直後、右翼席のヤ軍ファンが球場に物を投げ入れた
■ヤンキース 5ー4 ガーディアンズ(24日・ニューヨーク)
ヤンキースは23日(日本時間24日)、本拠地でのガーディアンズ戦で劇的な9回逆転サヨナラ勝ちを収めた。しかし、直後に外野スタンドのファンが缶やゴミを球場内に投げ入れ、ガーディアンズの選手とやり合う騒動が勃発。ジャッジらヤンキースの主力選手が“現場”に駆け付け、騒動収拾に努める事態となった。
1点を追う9回、ヤンキースはカイナーファレファが同点の適時二塁打、さらにトーレスが右中間へサヨナラ打を放ち、劇的な逆転サヨナラ勝利を収めた。米紙「ニューヨーク・ポスト」によると、その直後に騒動が発生した。右翼の「ブリーチャー」と呼ばれる外野席から、ヤンキースファンがビール缶やゴミなどをガーディアンズの外野陣に向けて次々と投げ入れたのだ。
発端はカイナーファレファが左翼フェンス直撃の同点二塁打を放った場面だったようだ。フェンスに激突したガーディアンズの左翼クワンをヤンキースファンが嘲笑。これに怒った中堅手のストローがフェンスによじ登ってファンと“口論”になった。ビール缶が顔に当たりそうになったという右翼のメルカドは「フィールドに物を投げるなんてことはあってはならない」と語った。
ジャッジやスタントンらヤンキースの選手も右翼に駆け付けて事態収拾に努めたほどの“蛮行”を米メディアは次々と報道。米誌「スポーツ・イラストレイテッド」は、ストローがヤンキースファンを「下品」で「地球上で最低のファン」と呼んだと伝えた。「バリースポーツ・クリーブランド」が公式ツイッターに騒動の様子を動画投稿すると、「醜すぎる」「こんなナンセンス理解できない」「哀れだ」「あり得ない」といった声があがった。