打席で固まった清宮も「正直ノーチャンス」 完全無欠の“一球”が「エグすぎる」
9回のピンチで登板したオリックス比嘉、清宮を“最高の球”でねじ伏せる
■オリックス 3ー2 日本ハム(26日・東京ドーム)
オリックスの比嘉幹貴投手が26日、“至極の一球”で今季初白星を手に入れた。東京ドームでの日本ハム戦。9回のピンチで登板。迎えた清宮を微動だにさせなかった抜群の見逃し三振に、ファンからも「ほんとこの一球には魂が震えた」「正直ノーチャンスだった、比嘉が凄すぎる」と絶賛の声が上がった。
2-2の同点で迎えた9回。オリックス3番手の村西が単打と犠打で2死二塁のピンチを招いた。日本ハムベンチが清宮を代打で送り出すと、比嘉がマウンドに上がった。執拗に内角を攻め、最後は141キロの直球が内角低めビタビタに。最高の勝負球に清宮は全く反応できず、しばらく打席で固まっていた。
その直後、延長10回に打線が勝ち越し、39歳右腕に白星が転がり込んだ。魂のストレートを「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeも注目。ファンは「最後の内角の球はエグすぎる」「今回の見逃し三振に関しては仕方ないと思う」「最後の一球が気持ち良すぎて何度も観ちゃう」「これはしょうがないわ」と清宮に同情していた。