大谷翔平、2勝目に「苦しかった」 “尻上がり”5回5安打2失点に及第点 一問一答
セットポジション時のグラブの位置を変更「癖ですね。一番は」
――前回登板からグラブを腹の前にセットして投球。
「癖ですね。一番は。球種の」
――バレてきている感覚あったのか。
「投げていれば打者の反応だったり、おかしいなというのは分かるものなので。本当は試合の時に気づいて、すぐに変えられればいいんですけど、なかなかそういうわけにはいかないので。毎試合どこか癖として出ているのかなというのは自分でも見たりしています。もちろんデータの人にも見てもらったりしています。自分のメカニックが崩れない中で、色々と変えていきたいなと思います」
――審判の判定で打撃を崩さないようにしているか。
「それを気にすることはないというか、気にしちゃいけないことなのかなと思います。枠の外をとられたら、僕のミスではないですし、いいところに投げた投手、審判の癖、捕手の配球だったりとか。必ず失投は来ますし、全球がコースに来るわけでない。なるべく甘く来た球を打つというのが打撃の基本かなと思います」
――地区首位に立った。
「開幕戦で投げましたし、打線の中でもいいところで打たせてもらっているので。自分の調子が上がらない時に勝っている状況というのはすごい救われてますし、逆に言えば、こういう状況が常に続くわけではないので。もしそうなった時に、自分がもう一段、いい状態で助けられるように。そういう状況にしたいと思います」
――ウォードにサイクル安打がかかっていた。1本のシングルを交換したいか。
「交換はしてあげたくないです。ただ、サイクルを打つ可能性が高い打席だったかなと思います」
――20連戦は疲労感より充実感は。
「というよりありがたいなという感じですかね。調子がそこまでよくない中で、ずっと信じて出してもらえるというのは感謝すべきことかなと思います。チームの勝利が上がってこなかった時に、そこで助けられる準備をしていきたいなと思います」
(小谷真弥 / Masaya Kotani)