日本ハム今川が初の2打席連発　「執念先輩」の躍動に新庄監督も“WHYポーズ”で祝福

初回に先制2ラン、3回には2打席連続の5号ソロ

■日本ハム ー オリックス（28日・東京ドーム）

　日本ハムの今川優馬外野手が28日、東京ドームで行われたオリックス戦に「2番・左翼」で先発出場。プロ2年目で初となる2打席連続本塁打を放った。

　まずは初回無死一塁、田嶋の高めの直球を捉えて左翼席上段に4号2ラン。外野手が一歩も動かない、打った瞬間それと分かる当たりに右拳を握り「今日こそは絶対に勝ちたいので『執念』で打ちました」とうなずいた。

　さらに3-0の3回無死、今度は内角直球を左翼席最前列に運ぶで5号ソロ。ベンチの新庄剛志監督は両手を広げる“WHYポーズ”で信じられないといった顔で喜んだ。前日27日はプロ初の猛打賞も最後の打者となりベンチで悔しそうな表情を見せていた今川が、雪辱への“執念”をバットに乗せ「もう1回『執念』を入れなおして打ちました。試合が終わるまで『執念』で戦い抜きます」と表情を引き締めた。

　なおも1死から「4番・一塁」に座った野村も2号ソロ。4連敗中の日本ハム打線が序盤から一発攻勢を仕掛けた。