「どうやったら当てられる?」 右に左に40cm曲がる“2種類の魔球”は「打てっこない」
24歳マノアが投じたシンカー、スライダーの変化幅はともに40cm超
■ブルージェイズ 1ー0 Rソックス(日本時間29日・トロント)
ブルージェイズの24歳右腕アレク・マノア投手が開幕から圧倒的な投球を続けている。28日(日本時間29日)のレッドソックス戦に先発して7回を3安打7奪三振無失点の快投で無傷の4勝目。ここまで4戦4勝、防御率1.44の成績を残している。
快進撃を支えているのが、驚異的な変化球のキレ。6回にトレバー・ストーリーに投じた92マイル(約148.1キロ)のシンカーは16インチ(約40.64センチ)、79マイル(約127.1キロ)のスライダーは19インチ(約48.26センチ)変化しているという。「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏が自身のツイッターにこの2球を重ね合わせた動画を投稿。凄まじい変化にファンは仰天している。
「アレク・マノアはビーストだ」「もう30回は見た。えぐい」「打つのは不可能」「ファンタスティック。打てっこない」「どうやったら当てられるの?」「魔法みたい」と声を寄せた。メジャー2年目右腕の投球から目が離せなくなってきた。