大谷翔平、負傷交代も「明日は出るつもりです」 右股関節の張りの軽症を強調
試合後は足をひきずる様子もなかった
■エンゼルス 6ー5 Wソックス(日本時間2日・シカゴ)
エンゼルスの大谷翔平投手は1日(日本時間2日)、敵地・ホワイトソックス戦に「3番・指名打者」で先発出場したが、右股関節の張りで9回の打席で代打を送られた。試合後、大谷は「大事をとって、ああいう展開だったので、トレーニングスタッフに言われて、交代しましたが、今のところ明日は出るつもりです」とコメントした。
大谷の異変は7回無死一、二塁だった。救援ルイーズに投ゴロ併殺打に打ち取られたが、一塁へ向かう途中で走るスピードを緩めていた。全力疾走をモットーとする二刀流には珍しい光景だった。
試合後は足を引きずる様子もなかった。マドン監督は「新しい情報は受けていない。みんな心配しているのは分かっているが、まだ新しい情報は入っていない。走り切っていないのが彼らしくないなと気づいていた」と語った。
この日は「3番・指名打者」で先発出場し、3打数無安打1打点で2試合連続無安打。打率.228となった。次回登板は3日(同4日)からのレッドソックス3連戦中の先発登板が見込まれていたが、指揮官は「まだ分からない。すぐに答えを見つけたいと思うが現時点ではまだ分からない」と話すにとどめた。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)