「完全ボール」なのに打者思わずスイング 急降下する“魔球”は「打てない」
Wソックスのシーズは7回1安打無失点、11奪三振の快投で勝利投手になった
■Wソックス 3ー0 エンゼルス(日本時間3日・シカゴ)
ホワイトソックスのディラン・シーズ投手が、急速落下するナックルカーブでエンゼルス打線を手玉に取った。大きく縦に割れる“宝刀”に、ファンは「マジで魔術師」「アメージングな球」と感嘆の声を上げた。
2日(日本時間3日)に行われたエンゼルス戦。先発したシーズは7回1安打無失点の快投で勝利投手となった。速球、スライダー、そしてナックルカーブの緩急を使った投球で翻弄。トラウトから奪った3つを含め、計11三振とまさに圧巻の投球だった。
ピッチングニンジャの愛称で知られる投球分析家ロブ・フリードマン氏が、カート・スズキから空振りを奪ったシーズのナックルカーブを公開。地面につきそうなほどの落ち幅に、ファンからは「完全なボール。なぜ彼はスイングするの?」「打てない」「美しい」「私の妹(の身長と)と同じくらいの高さ」といったコメントが寄せられた。