新球場の座席はベンチもブルペンもチェックできる 谷口雄也が語る魅力とは?
スタンドは3階層、座席幅も広く余裕を持った設計
2021年シーズンをもって現役引退した元日本ハムの谷口雄也さんは、球団職員としてセカンドキャリアを歩み出した。2023年に開業する「北海道ボールパーク Fビレッジ」誕生までの軌跡を綴る。今回が第3回。
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開幕して1か月が経ちました。スタートダッシュを切ったチームもあれば、試合に臨んでいく中で課題が見えてきたチームもあります。新戦力の活躍や気になる選手など、プロ野球にはいろいろな楽しみ方があります。今回は観戦するにあたって一番大事な、球場内の座席スタンドと大型ビジョンを紹介します。
「ES CON FIELD HOKKAIDO」(エスコンフィールド)はどうなっているのでしょうか。気になりませんか? 球場で試合を観るためには座席が重要ですよね。好きな選手の近くで応援したい! 外野スタンドでホームランボールをキャッチしたい! グラウンド内を見渡しながら選手の動きを見たい!
初観戦の人から野球マニアの人まで、楽しみ方はさまざまです。エスコンフィールドは多様な観戦スタイルにお応えします。スタンドは大きく分けて3階層になっています。図の緑色から「STAR LEVEL」、青色が「MAIN LEVEL」、赤色が「FIELD LEVEL」です。
「STAR LEVEL」は球場全体を眺めることができ、「MAIN LEVEL」は球場内をぐるっと1周できます。そして「FIELD LEVEL」は間近で選手の迫力あるプレーを見ることができます。階段が少ないので体への負担が少なく、大事なビールやおつまみを落とすこともないでしょう。安心して観戦を楽しむことができますね。座席は約3万席。前後左右の座席幅も広く、余裕をもった設計になっているのも魅力のひとつです。