打者は不格好に空振った“超魔球” 剛速156キロなのに「変化するのは不公平だよ」
マリナーズ期待の24歳カービーがデビュー戦で投じた“衝撃ボール”
■マリナーズ 2ー1 レイズ(日本時間9日・シアトル)
マリナーズ期待の右腕ジョージ・カービー投手が、メジャーデビュー戦で衝撃のボールを披露した。8日(日本時間9日)に行われたレイズ戦。97マイル(約156キロ)は出たスピードボールなのに、鋭く変化する“超魔球”に、打者は不格好すぎる空振り。ファンからも「97マイル以上出てこんな風に変化するのは不公平だよ……」と驚きの声が上がった。
6回を投げ4安打7奪三振、無四球で無失点と抜群の投球を披露。MLB公式サイトも「素晴らしいデビューとなった」などと注目した。身長6フィート4インチ(約193センチ)の24歳が投じる球は、打者にとっては厄介この上ない。「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られるロブ・フリードマン氏も、ツイッターで「ジョージ・カービーのエグい球」と紹介するほどだった。
球速は150キロを越えるのに、打者の手元で鋭く曲がる軌道は攻略困難。ファンも期待とともに「彼のスライダーはものすっごくエグイ」「最初のボールの動きを見て!」「神がマウンドに」「2番目のボールは違法にすべき」などと驚嘆コメントを並べていた。