パ6球団の2軍はどうなっている? 楽天、ソフトバンクに復帰した「実績組」に注目
ソフトバンクは右肩手術の周東佑京が復帰、打率.385と絶好調!
ソフトバンクは周東佑京内野手が実戦復帰を果たした。2020年には50盗塁でタイトルに輝くなど、プロ野球界にその名を知らしめたが、昨年9月の右肩手術からまずファームで復帰。ここまで8試合に出場し、打率.385を記録するなどかつての姿を取り戻しつつある。注目の盗塁数はまだ1つだが、ここから伸ばしてくることは間違いないだろう。
オリックスは1軍が7連敗という長いトンネルの中にいるが、その一因として福田周平外野手や杉本裕太郎外野手ら主力が新型コロナウイルス感染で離脱したこともあるだろう。両選手は8日のソフトバンク戦で公式戦復帰を果たし、安打を放っている。その後、チーム内感染が拡大するなどさらなる困難に直面しているが、1軍と2軍の総力戦でここを乗り越えたい。
ゴールデンウィークの1軍は明暗が分かれた。首位を走る楽天は球団最長を更新する10連勝中。追うソフトバンクも6連勝中、3位の西武も直近2カード連続勝ち越しと、上位争いは熱くなりそうな予感だ。
一方でオリックスは5月未勝利の7連敗。日本ハム、ロッテも4連敗を喫するなど、やや上位と下位の差が開いてきている。オリックスは楽天、ソフトバンクと上位相手のカードが続いたが、今週は日本ハム、ロッテとの対戦。ペナント争いに食らいつく球団はどこか注目だ。
(「パ・リーグ インサイト」小野寺穂高)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)