大谷翔平の“早期降板プラン”は「うまくいかず」 敵将が脱帽「非常に良かった」
ノーノー食らった翌日の大谷との対戦は「簡単なことじゃない」
■レイズ 4ー2 エンゼルス(日本時間12日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、本拠地でのレイズ戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場し、投手では6回5奪三振2安打1失点と好投した。リードを許して降板したが、味方打線が8回に追いついて黒星はつかなかった。レイズのケビン・キャッシュ監督は「彼は非常に良かった」と振り返った。
前日10日(同11日)に左腕リード・デトマーズにノーヒットノーランを許したレイズ。この日も大谷に苦戦したが、自軍の先発シェーン・マクラナハン投手が7回3安打11奪三振無失点の好投。キャッシュ監督は「ノーヒットで完封された翌日にオオタニと対戦するのは簡単なことじゃない。マクラナハンはよくやってくれたよ」と左腕の力投を称えた。
当初のゲームプランとして、大谷を早めに降板させることと話していたレイズ指揮官。結果は92球を投げさせて6回での降板だった。「計画通りだったか?」との問いに「うまくいかなかったね。彼(大谷)は非常に良かった。メジャーのどの監督も、6回1失点には喜ぶだろう。彼は非常に良い投球をしていた」。大谷の投球には脱帽の様子だった。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)