西武・中村剛也が“ミスター超え”通算445本塁打 3戦ぶり3号で歴代単独14位に
7日にハム上沢から今季2号を放ち、長嶋氏に並んでいた
■西武 ー 楽天(13日・ベルーナドーム)
西武の中村剛也内野手が13日、ベルーナドームで行われた楽天戦に「5番・三塁」で先発出場。3試合ぶりの一発となる今季3号本塁打を放った。通算445本となり、長嶋茂雄氏(巨人)の444本を抜いてNPB歴代単独14位に浮上した。
中村は6回2死無走者の場面で打席に入ると、瀧中のカウント3-1からの5球目、外角低めのカーブを捉えた。打球は高々と中村らしい弾道で舞い上がり、中堅左のスタンドに吸い込まれた。西武はこの一発で3-2と勝ち越した。
2001年ドラフト2巡目で大阪桐蔭高から西武に入団した中村は、2008、09、11、12、14、15年と計6度、本塁打王のタイトルを獲得した。21年目の今季は5月5日のロッテ戦で待望の初アーチ。7日の日本ハム戦で上沢からバックスクリーン左に通算444号となる2号を放ち「(長嶋氏に)並ぶことができて、すごくうれしく思います」とコメントを残していた。38歳のベテランは、今後どこまで数字を積み上げていくだろうか。