巨人・中田翔が40日ぶり3号2ラン 「初バント」からの豪快打でスタンド沸かせた
4回にはプロ初の送りバントを記録、ついに見せた強烈打
■巨人 ー 中日(13日・東京ドーム)
巨人の中田翔内野手は13日、東京ドームで行われた中日戦で今季3号2ランを放った。不振による登録抹消から1軍復帰し3戦目、「5番・一塁」で先発し、8回の第4打席で打った瞬間それと分かる当たりだった。本塁打は4月3日の阪神戦(東京ドーム)での満塁弾以来、40日ぶりだ。
8回、一塁に岡本和を置いての打席。中日・山本の初球、高めに入った148キロストレートを捉えた。打った瞬間という強烈な当たりが左翼席へ。中田も“確信歩き”からダイヤモンドを1周した。この一打で巨人は5-2とリードを広げ、スタンドは大いに沸いた。
この試合では4回、無死一、二塁で送りバント、プロ15年目で初の犠打を記録した。通算1521試合目、6245打席目で始めて。開幕から打撃不振が続き、4月22日に1軍登録を抹消された。10日から復帰し、ようやく“らしさ”を見せていた。