投手・大谷は「かつてないほど素晴らしい」 MLB公式のMVP候補で4位にランクイン
大谷は1位票9票「試合をするたびに存在感を示し続けている」
シーズンの開幕から1か月以上が経過したメジャーリーグ。大谷翔平投手の在籍するエンゼルスがア・リーグ西地区の首位争いに加わるなど、盛り上がりを見せている。そんな中でMLB公式サイトは「今のところMVP有力候補は誰?」と題した特集を掲載。ア・リーグではマイク・トラウト外野手が1位、大谷が4位にランクインした。
投票形式でランク付けされたこのMVP候補。トラウトは1位票39票を集めてダントツだった。ここまで打率.337、出塁率.462、9本塁打19打点をマーク。OPSはメジャーでも群を抜く1.188となっており、記事の中でも「右ふくらはぎの怪我により昨年の大半の試合で欠場したトラウトは、ア・リーグMVP争いのトップという自身の場所を取り戻すのに時間はかからなかった」と評されている。
また、エンゼルスが好調なのも後押しになっていると、記事では指摘されている。ここまで33試合で21勝12敗。地区首位のアストロズとは0.5ゲーム差となっており「ボーナスとして、エンゼルスは今年、勝つ野球をやっている。そのお陰でトラウトが首位の座に就く確実な選択肢になっている」とも記されている。
ガーディアンズのホセ・ラミレス内野手、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手に続く4位になったのは大谷。1位票9票を集め「昨年の満票でのMVP受賞者は、今年も試合をするたびに存在感を示し続けている。二刀流のスーパースターはマウンド上で自身の中でかつてないほど素晴らしい姿をしているように思える」と評価されている。
大谷は今季、打者として128打数33安打の打率.258、6本塁打21打点をマーク。投手としても6試合に先発して3勝2敗、防御率2.78の成績を残す。果たしてここからどんな働きを見せるか。大谷とトラウトがMVPを争うようなシーズンとなれば、大いに盛り上がる年になりそうだ。
(Full-Count編集部)