三遊間からの“空中浮遊スロー”が「すげえ」 21歳の288億円男は「ジーターより上」
ワンダー・フランコが三遊間から一塁へジャンピングスローでアウトにした
■レイズ 5ー2 ブルージェイズ(日本時間14日・セントピーターズバーグ)
三遊間の打球処理は遊撃手にとって見せ場の一つ。逆シングルでゴロをさばき、振り向きざまジャンピングスローで一塁にノーバウンド送球を繰り出したレイズの21歳、ワンダー・フランコ内野手のプレーに「クレイジー」「ワンダフル」とファンは驚嘆している。
昨年6月にメジャーデビュー。オフにレイズと最長12年2億2300万ドル(約288億円)の超大型契約を締結した超大物21歳がスーパープレーを披露した。13日(日本時間14日)に本拠地で行われたブルージェイズ戦の2回、テオスカー・ヘルナンデスが放った三遊間のゴロを捕ると、ジャンピングスロー。一塁の崔志萬にノーバウンド送球を繰り出し、アウトにした。
高くジャンプし、まるで“空中浮遊”しているような状態から一塁へ強いボールを送ったフランコの超人的守備力に球場のファンも拍手喝采。MLB公式がツイッターに「フランコはとにかく信じられない」と記して動画を投稿すると、ファンも続々と反応した。「ビースト」「えぐ」「マジかよ」「これはスーパースターになる」「こいつはすげえわ」「ジーターより上」。2年目の今季はここまで31試合で打率.295(129打数38安打)、4本塁打、15打点、3盗塁の活躍。そのプレーから目が離せない。