西武・與座が8回零封、鷹・東浜も21回連続無失点 “沖縄対決”は息詰まる投手戦に

ソフトバンク・東浜巨(左)と西武・與座海人【写真:藤浦一都、荒川祐史】
ソフトバンク・東浜巨(左)と西武・與座海人【写真:藤浦一都、荒川祐史】

東浜は4日のオリックス戦の3回からゼロ行進を続ける

■西武 ー ソフトバンク(17日・那覇)

 ソフトバンクの東浜巨投手と西武の與座海人投手が17日、故郷で息詰まる投手戦を演じた。沖縄のセルラースタジアム那覇で行われた一戦。沖縄尚学高の先輩、後輩が先発マウンドに上がると、両投手とも相手打線を無失点に封じる力投を見せた。

 後輩の與座は初回を3者凡退に切ると、2回には先頭のグラシアルを二塁打で出塁させたものの、後続を切り抜けて無失点。コースの左右、高低、そして緩急を使ってソフトバンク打線を翻弄し、自己最長となる8回まで投げ抜き、4安打無失点に封じた。

 先発の東浜も負けていない。ノーヒットノーランを達成した前回登板から中5日でマウンドに上がると、初回2死一、二塁のピンチを脱出。2回以降は西武打線に安打すら許さず。5月4日のオリックス戦の3回から続く無失点を21イニングに伸ばした。東浜は7回で降板となった。

 地元・沖縄で凱旋登板を果たした與座と東浜。沖縄出身2人の力投にはファンから温かい拍手が送られた。

(Full-Count編集部)

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