「脱帽ものだよ」 エ軍ノーノー左腕が語る驚愕のNPB投手と日本再訪の思い
エンゼルスのデトマーズは2019年日米大学野球に参戦「日本の環境や文化が大好きだ」
10日(日本時間11日)の本拠地・レイズ戦でノーヒットノーランを達成したエンゼルスのリード・デトマーズ投手。チームの快進撃を支えているが、ルイビル大時代に日米大学野球で来日した経験が大きな刺激となったようだ。
デトマーズは20歳だった2019年に米国大学代表として来日して7月19日の第3戦で先発。中大・牧秀悟(現DeNA)、法大・宇草孔基(現広島)ら後にプロ野球に進むメンバー打線を5回1安打無失点に封じ、勝利投手になった。大会期間中に魅了された選手がいる。当時、大学球界ナンバー1投手だった明大・森下暢仁投手(現広島)だ。
森下は7月16日の第1戦で5回9奪三振2安打無失点で勝利投手に。デトマーズと投げ合った同19日は5回5安打2失点で負け投手になったものの、中1日で登板した同21日の第5戦で5回1安打無失点と再び好投。勝利投手となり、日米大学野球3大会ぶりの優勝へ導いた。デトマーズは何よりタフネスぶりに驚いたようだ。
「5試合のうち3試合投げた投手は、いい投手だった。自分のしたいことが分かっている。5試合中3試合で登板できるなんて見事だ。脱帽ものだよ」