「脱帽ものだよ」 エ軍ノーノー左腕が語る驚愕のNPB投手と日本再訪の思い

広島・森下暢仁【写真:荒川祐史】
広島・森下暢仁【写真:荒川祐史】

日本の文化にも好印象「どこもキレイだしみんな超親切」

 日米大学野球では松山、今治、岩国、郡山、東京と各地を転戦した。米イリノイ州出身の左腕は、日本の野球文化や生活にもいい印象を持ったようだ。

「アメリカの野球とはかなり違うけど、日本の環境や文化が大好きだね。ファンの試合へののめり込み方もいいよね。選手たちは一生懸命プレーするし、細かいことに注意を払う。そういうのは見ていて、とても素晴らしいと思った」

「日本文化そのものが一番の思い出だね。いろんな都市に行って、文化や環境を見たことが。(日本での体験は)とても良かった。どこもとてもキレイ(清潔)だし、みんな超親切。一生忘れないよ」

 2020年ドラフト1巡目(全体10位)でエンゼルス入りして昨年8月にメジャーデビュー。当然、今はメジャーでの成功を目指しているが、日本を再訪したい思いも持っている。

「間違いなく将来的に行きたいね。いつになるか分からないが日本を再訪したい。楽しかったから」

 日本で刺激を受けたタフネス右腕に日本での生活。3年前の来日経験は新人ノーノー左腕を形成する一部となっている。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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