大谷翔平、4勝目ならず苦悩 最速162キロも「球速で押すしかなかった」 一問一答
魔球スプリット減「真っすぐ、スライダー、カーブで十分いけるんじゃないかなと」
――前回はフレッシュではなかったと。
「先発の日はいつも連戦の最終日なので。必ずフレッシュな状態でいうわけにはいかないですけど、それでもこの3連戦は全部ナイターゲームなので。前回よりは十分に睡眠も取れて、いい状態で入れたかなと思います」
――100マイル超えが8球あった。
「変化球のコマンドを含めて、そんなに行けるなという雰囲気ではなかったので。逆に言えば、もう球速で押していくスタイルしかなかったかなという感じかなと思います」
――ハイムへの意識は試合前からあったか。
「前回打たれたので、投げるところ、気をつけるところはあったと思うんですけど、全体的に見た時には、シーガー選手とか、今日も出塁を許しましたけど、そういうところでリズムを作っていくスタイルなのかなと思いますし、今日も2個出塁させましたし、そういうところを抑えれば違うかなと思いますね」
――早めのカーブがあった。
「使い分けていますね。カーブは比較的良かったのかなと思うので、使っていけるかなと思いますね」
――スプリットが少なかった。ゲームプランか、メカニックの問題か。
「どっちもあります。投げない方が良さそうだなと。逆にそんなにリスクを追わなくていいと思うので。真っすぐとスライダーとカーブで十分いけるんじゃないかなという感じはありましたね」
――ブルペンで落ちが少なかったからか。
「それも、そうですし、良かったとしてもそんなに使わない試合もあるので、それは、全体的なパーセンテージを管理しながらやらないといけないので。特に強いチームと当たるときは投げない球を投げていくのも大事なこと。逆にいけばいい球ばっかり投げるわけにはいかないので。全体を見ながら決めたいと思います」
(小谷真弥 / Masaya Kotani)