163キロ直撃の“誤審疑惑”が物議 意味なさすぎるリプレー検証は「最悪レベル」
163キロが手に当たったはずなのにケロッとした打者…なぜ?
■メッツ 11ー4 カージナルス(日本時間19日・ニューヨーク)
18日(日本時間19日)に行われたメッツ-カージナルス戦で、効果を疑いたくなる“疑惑のリプレー検証”が行われた。約163キロの剛速球が打者の手に当たったとして死球と判定されたが、当の打者は全く痛がるそぶりなし。スロー映像だと明らかに当たってないように見え、ファンからは「今まで見た中で最悪レベルのリプレー検証」「リプレーは役立たず」と批判の声が上がった。
初回1死一、三塁で、カージナルスの先発ジョーダン・ヒックスが投じた101マイル(約162.5キロ)は、右打席に立つピート・アロンソの手元に向かった。ボールは跳ねてバックネット側へ。アロンソは思わず打席を外したが、悶絶する様子もなくケロッとしていたが、死球となり、リプレー検証でも判定は変わらなかった。
しかし、よく見るとボールはバットのグリップエンドに当たっており、アロンソは無傷。米メディア「ジョムボーイ・メディア」は「審判団はリプレーの後も、この一球をピート・アロンソに対する死球と判定した」と皮肉を込めて当該シーンを紹介。ファンも同意で「どうやったらそうなるんだ!? ファウルじゃないか!!」「MLBの審判は間違いを認めることを拒絶すると、この場面は証明している」と物申していた。