ダルビッシュ、7回無失点の快投で4勝目 監督代行が大絶賛「とんでもなく素晴らしい」

フィリーズ戦に先発したパドレス・ダルビッシュ有【写真:ロイター】
フィリーズ戦に先発したパドレス・ダルビッシュ有【写真:ロイター】

2勝1敗でカード勝ち越し「エースが投げてくれてよかった」

■パドレス 2ー0 フィリーズ(日本時間20日・フィラデルフィア)

 パドレスのダルビッシュ有投手は19日(日本時間20日)、敵地・フィラデルフィアで行われたフィリーズ戦に先発し、7回無失点の好投で今季4勝目を挙げた。被安打6本、5奪三振の力投にライアン・クリステンソン監督代行は「とんでもなく素晴らしい投球」と手放しの賛辞を送った。チームは24勝14敗で貯金10とした。

 パドレスはダルビッシュが7回を投げ、後続もガルシアが2/3回、ロジャースが1回1/3を無失点という完封リレー。4回に新加入のカノが放った右前適時打と、キム・ハソンの左犠飛で挙げた2点を守り切った。

 クリステンソン監督代行は「まさにメジャーのピッチングを見せた。シリーズ勝ち越しがかかる試合でエースが投げてくれてよかった。ユウはとんでもなく素晴らしい投球だった」と投手陣に賛辞を送り、「打線は、ぎりぎり勝てる打撃だった。これは投手陣がどれだけいいピッチングをしたかの証」と僅差での勝利に胸をなで下ろした。

 ダルビッシュは初回、先頭のホスキンスに左前打を許したものの、後続のボームをスライダーで見逃し三振、シュワーバーを左飛、カステヤノスをカットボールで空振り三振に仕留めるパワーピッチングで波に乗った。6回に1死からホスキンス、ボームの連打で走者一、三塁のピンチを背負ったが、シュワーバーをシンカーで空振り三振、カステヤノスを二ゴロと中軸をしっかり押さえての勝利だった。

 パドレスは現在、メルビン監督がチームを離れている。11日(同12日)に前立腺の手術を受けたががんは見つからず、自宅療養中と米メディアは伝えている。

(Full-Count編集部)

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