ボール丸見えなのに“隠し球” 秀逸トリックは「汚い、でも好き」「これは笑える」
ミットと、その外側に出した左人差し指でボールを挟んでいる
三塁側から見ればボールが丸見えなのに、一塁側からは完全な“死角”に。マイナー2Aの試合で、秀逸な“隠し球”で走者をアウトにした一塁手のプレーに「これは笑える」「詐欺だ!」などと声が寄せられている。
絶妙の“隠し球プレー”を披露したのはレンジャーズ傘下2Aフリスコ・ラフライダーズの一塁手トレイ・ヘアだ。19日(日本時間20日)に行われたアストロズ傘下2Aコーパスクリスティ・フックス戦の6回1死二塁でライト前にヒットが飛ぶと、本塁との中継に入って右翼手からの送球をキャッチ。ボールをファーストミットと、その外側に出している左手人差し指で挟んだ。そのまま一塁へ歩き、ベースから離れていた打者走者のジャスティン・ディルデンにタッチしてアウトにした。
三塁側から撮影された映像ではボールが丸見え。しかし打者走者や一塁コーチは全く気づかずにアウトになった。フリスコ・ラフライダーズが公式ツイッターに「隠し球トリック」として動画を投稿すると、ファンは反応。「どうやってボールがグラブの外側にくっついてるの?」「ワオ、なんてアングルだ!」「隠し球は進化している」「汚い、でも好き」「傑作だ」「一塁ベースコーチの酷い仕事」「三塁ベースコーチが悪い」「これは素晴らしい」「グラブの外側にボールをくっつけての隠し球は別次元だ」「見事な隠し球 グラブの外に隠すとは!」と声を寄せている。