明大が6季ぶり41度目のVに王手 上田と宗山に一発、村田がリーグトップ5勝目

2失点完投で5勝目を挙げた明大・村田賢一【写真:小林靖】
2失点完投で5勝目を挙げた明大・村田賢一【写真:小林靖】

優勝をかけた立大とのカードで先勝

 明大は22日、神宮球場で行われた東京六大学野球春季リーグ戦の立大2回戦に3-2で勝利し、2019年春以来41度目となる優勝に王手をかけた。勝ち点を取った方が優勝となるカードで先勝した。3回戦は23日に行われる。

 明大は初回に上田希由翔内野手(3年)の右翼スタンドへの特大2ランで先制。6回にも試合開始前までの打率が.438とランキングトップを走る2年生・宗山塁内野手の右越えソロで追加点を挙げた。投げては先発した村田賢一投手(3年)が2失点完投しリーグトップの5勝目を挙げた。7回には1点を失いなお1死二、三塁のピンチを背負ったものの、後続を打ち取り同点は許さなかった。

 明大は21日の1回戦、9回2死から同点に追いつき引き分けていた。優勝すれば、当時4年生の森下暢仁投手(現広島)、伊勢大夢投手(現DeNA)らを擁した2019年春季リーグ戦以来、41度目となる。

(上野明洸 / Akihiro Ueno)

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