最下位でも不気味!? 新庄ハムに首位打者&新人守護神、交流戦の注目選手たち

日本ハム・松本剛(左)と北山亘基【写真:荒川祐史】
日本ハム・松本剛(左)と北山亘基【写真:荒川祐史】

昨季はオリックスが優勝も12年ぶりにセ・リーグが勝ち越した

 24日から「日本生命セ・パ交流戦 2022」が開幕する。昨季はオリックスが優勝したものの、リーグ全体の勝敗では12年ぶりにセ・リーグが勝ち越した。今回は、セ・リーグファンも注目のパ・リーグ選手をご紹介する。

 BIGBOSSこと新庄剛志監督率いる日本ハムは、現在最下位ながらも最近10試合で7勝3敗と勢いに乗っている。その打線をけん引しているのは、現在打率.366でリーグ首位打者の松本剛外野手。盗塁数も「14」でリーグトップと、俊足も魅力だ。投手陣は北山亘基投手に注目。今季開幕投手にサプライズ指名されると、その後は守護神に抜てき。伸びのある直球を武器にここまで5セーブを挙げており、チームの好調とともにさらにセーブ数を増せるか。

 パ・リーグ首位の楽天は、4カード連続負け越し中で、交流戦でもう一度流れを引き寄せたいところ。不調の打線が息を吹き返すための鍵になるのは、5月に入り月間打率.349と好調の辰己涼介外野手。交流戦直前の2試合は1番打者を務めており、チームに流れを呼び込む打撃に期待がかかる。パ・リーグ屈指と評される外野守備にも注目だ。また、今季ファームで結果を残し1軍昇格を勝ち取った黒川史陽内野手もスタメンでの出場が増えている。

 主力選手の相次ぐ離脱に苦しむ西武だが、5月13日に支配下登録された滝澤夏央内野手が活躍を見せている。今季育成ドラフト2位で入団すると、ファームでアピールし支配下登録を勝ち取った。1軍デビュー戦で初安打を放つなど、ここまで27打数9安打、打率.333と勢いに乗っている。投手陣は本田圭佑投手が4月26日の昇格以来、リリーフ8試合で無失点と好調。僅差の場面でも登板し、プロ初ホールドも挙げている。自身3年ぶりとなる交流戦で好投を見せられるか。

ロッテの高部は全試合で1番を務めて打率.276、51安打13盗塁

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