最下位でも不気味!? 新庄ハムに首位打者&新人守護神、交流戦の注目選手たち
ロッテの高部は全試合で1番を務めて打率.276、51安打13盗塁
ロッテは、開幕から全試合1番打者を務める高部瑛斗外野手に注目だ。ここまで打率.276、リーグ2位の51安打、13盗塁と先頭打者としての役割をしっかりと果たしている。交流戦でも好調を維持し、5位からの浮上のきっかけとなりたい。投手陣では、サイド右腕の東條大樹投手が好調。ここまでリーグ3位の20試合に登板し、2勝1敗8ホールド、防御率0.95と安定感抜群だ。
昨季交流戦を制して勢いに乗り、最終的に25年ぶりのリーグ優勝を成し遂げたオリックス。注目は、2019年の交流戦で新人としては史上初の首位打者となった中川圭太内野手。今季も交流戦直前の6試合で23打数8安打と絶好調で、自身2度目の交流戦首位打者を狙う。新外国人のマッカーシー外野手も、21日に来日初本塁打含む3安打2打点の活躍を見せており、怖い存在だ。
首位の楽天を追うソフトバンクは、セ・リーグ球団から今季新加入したリリーフ陣が大活躍を見せている。中日から移籍した又吉克樹投手は、開幕から18試合連続無失点を記録するなど13ホールドをマーク。4月26日には通算150ホールドも達成した。元広島の藤井皓哉投手もここまで16試合に登板して防御率0.54と抜群の安定感を示しており、全て中継ぎ登板ながら既に4勝をマークと「ラッキーボーイ」的存在にもなっている。両投手の古巣相手の登板にも注目だ。
(「パ・リーグインサイト」波多野瞭平)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)