藤浪晋太郎はリリーフで復活するのか? 専門家が評価した唯一無二の“存在感”
「今後の課題は連投した場合、いかに球数を少なくしていくか」
今シーズンは新型コロナウイルスに感染した青柳の代役として開幕投手を務めた。その後も先発として3試合に登板したが0勝1敗、防御率6.00の成績を残したが新型コロナウイルスに感染し4月13日に登録を抹消。療養期間を終え2軍では5試合に登板し防御率0.53をマークしていた。
中継ぎでの復帰登板となったが野口氏は「今の先発陣は盤石で、無理やり先発させるのは得策じゃない」と指摘。今後についても「本人は先発の思いがあるが、勝ちパターンに入ることを目指して行けばいい。この日の登板でもリリースに力が集約しされており、力感も凄く良かった。今後の課題は連投した場合、いかに球数を少なくしていくかになると思います」と口にする。
この日は1球ごとに球場が沸き、改めて藤浪の存在感を示したともいえる。チームは自力優勝が消滅したが、まだまだ浮上する可能性は十分に残っている。待望の復帰を果たした剛腕がチームの流れを変えたいところだ。
(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)