大谷翔平、NYファン冷や汗の“幻の本塁打” 大飛球もジャッジが美技…聖地はどよめき
昨季ヤンキー・スタジアムでは3試合で3本塁打と躍動
■ヤンキース 9ー1 エンゼルス(日本時間1日・ニューヨーク)
エンゼルスの大谷翔平投手は5月31日(日本時間6月1日)、敵地でのヤンキース戦に「2番・指名打者」で先発出場。初回の第1打席で、中堅への大飛球を放った。外野フェンスを越えてもおかしくない当たりを好守に阻まれて凡退したが、“聖地”はどよめき。NYファンは早速冷や汗だった。
初対戦となったヤンキースの先発左腕モンゴメリーから初回1死の第1打席でフォーシームを振り抜いた。中堅方向にぐんぐんと伸びたが、中堅のジャッジがジャンピングキャッチ。打球速度107.6マイル(約173.2キロ)、飛距離413フィート(約125.9メートル)で、場内は一瞬騒然とした。
前戦の29日(同30日)のブルージェイズ戦では、初回の第1打席で6試合ぶりの10号ソロ。2年連続で2桁本塁打に到達すると、3回の第2打席では11号2ランを放っていた。休養日を挟んで乗り込んだ昨季ヤンキー・スタジアムは、昨季3試合で3本塁打といい印象が残っている。2戦連発の12号へ、予感は漂っている。