パドレス、“問題児”カノをマイナー降格へ 米記者報道、空いた1枠を秋山翔吾らが争う
5月13日に契約したパドレスでは.091
パドレスが5月13日(日本時間5月14日)に獲得したばかりのロビンソン・カノ内野手をマイナーに降格させると報道された。「ニューヨーク・ポスト」のコラムニスト兼MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者が、自身のツイッターで報じたもの。カノは降格を拒否し、FAになるとみられている。
カノはヤンキースやマリナーズでプレーし、通算2635安打、335本塁打を残している。ただメッツ時代の2020年に禁止薬物へ陽性反応を示し、昨季は162試合の出場停止処分を受けたためプレーしなかった。
今季はメッツで12試合に出場し打率.195に終わると5月8日(日本時間9日)に解雇され、13日にパドレス入り。ただ新天地でも12試合で打率.091に終わり、本塁打はなかった。
米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」では、上記のヘイマン記者によるツイートを紹介した上で「ヘイマンは8度のオールスター選手がマイナーに行くことを拒否すると示唆している。メジャーでのサービスタイムが5年以上ある選手が有する権利だ」と紹介。FAになることが「一番ありそうな結果だ」としている。再び迎えた現役生活の危機に、どのような選択をするだろうか。
またパドレスには傘下3Aエルパソに秋山翔吾外野手が所属している。メジャー野手の枠が1つ空くことになれば、去就への影響も考えられる。
(Full-Count編集部)