監督も打者もブチ切れた「酷い判定」 スイング巡る“誤審疑惑”が「なんてジョーク」
打席のチェ・ジマンは驚き、レイズ指揮官はベンチから声を荒らげた
■レイズ 4ー3 レンジャーズ(日本時間2日・アーリントン)
ハーフスイングを巡るストライク・ボール判定。微妙な場合も多々あるが、明らかに振っていないように見える一球を、球審が塁審に判定をゆだねることなく空振りとコールしたことが物議を醸している。これに抗議した監督は退場処分になったが、ファンからは「こんな酷いハーフスイングの判定は長らく見ていない」など非難の声が上がった。
アーリントンで1日(日本時間2日)に行われたレンジャーズ-レイズは延長戦に突入。11回1死二塁で打席に入ったレイズのチェ・ジマンは、カウント1-0からの低め変化球に手を出そうとして止めたように見えた。しかし球審はすかさずスイングと見なしてストライクと判定した。左打席のチェ・ジマンは左手を上げて驚きの表情。三塁塁審に判断をゆだねるよう促している。ケビン・キャッシュ監督も納得いかなかった様子で三塁ベンチから声を荒らげたところ、退場を命じられた。
米メディア「ジョムボーイ・メディア」が公式ツイッターに動画を投稿すると、ファンは「三塁審判に任せればいい」「(笑)これは際どくもない」「最も明らかにストライクじゃないハーフスイング」「球審がハーフスイングの判定をするべきじゃない」「なんてジョークだ。塁審に任せればいい」とコメントを寄せた。試合はこの直後にチェ・ジマンがカウント2-2から勝ち越し二塁打を放ち、レイズが勝利を飾った。