3年前の約束が現実に… “新庄剛志になりたかった男”が語るビッグボスの魅力とは

日本ハム・新庄剛志監督【写真:町田利衣】
日本ハム・新庄剛志監督【写真:町田利衣】

シンガーソングライターのHARTYは新庄氏のプレーを見て野球を始めた

 5月28日に札幌ドームで行われた日本ハム-巨人戦前。“新庄剛志になりたかった男”が、3年前にビッグボスと交わした約束を果たした。シンガーソングライターのHARTYが「BIG4 BIGBOSS(ビ・ビ・ビ・ビ ビッグボス)」を熱唱。「まだ夢の中にいます。全ての方に感謝したい」と感慨に浸った。

 大阪府岸和田市出身のHARTYは、小学生時代に甲子園球場で新庄氏のプロ入り初スタメン初打席初球アーチを見て「新庄剛志になりたい」と野球を始めた。香川西高で甲子園に出場も、大学時代に肩の故障でプロ野球選手の夢を断念。「どうにもできないってなったときに、プロ野球選手みたいに歓声を浴びたいと思った」と歌手を目指した。

 新たな夢を追いかける中、突然の出会いが訪れる。2019年、バリ島で暮らしていた新庄氏が自身のインスタグラムで「もう1回、プロ野球選手になろうと思います」と宣言した直後だった。たまたまHARTYの曲を聴いたそうで突然ダイレクトメッセージ(DM)が届き、交流が始まった。すぐにバリ島に出向いて練習サポートもした。「僕がプロ野球選手になって、君には球場で歌ってもらう」と言われ、即座にうなずいた。

「歌のキャンプをしろ」でビッグボスのための楽曲を制作

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