50cmの急旋回…“攻略不能”の158キロが「悪魔級」 打者諦めの軌道が「グロテスク」
マーリンズのアルカンタラが投じた1球を投球分析家が注目
■マーリンズ 3ー0 ジャイアンツ(日本時間3日・マイアミ)
マーリンズのサンディ・アルカンタラ投手が投じた“50センチ”動くツーシームにファンが震撼している。2日(日本時間3日)に行われたジャイアンツ戦に先発した右腕は7回を投げて3安打無失点と好投。この試合で投じた1球を投球分析家のロブ・フリードマン氏が注目した。
このボールが投じられたのは、3回無死一塁でトミー・ラステラ内野手を打席に迎えた場面だった。1ボール2ストライクから投じられた4球目は左打者のインコース、ボールゾーンからストライクゾーンへと切れ込んでくるフロントドアのツーシーム。この1球は、98.4マイル(約158.4キロ)で水平方向に20インチ(約50.8センチ)も変化した。
今季ここまでメジャートップタイの6勝目をマークしているアルカンタラの驚愕のボール。フリードマン氏が自身のツイッターで動画を公開すると、ファンからは「これはばかげてる」「悪魔級」「とにかくえげつない」「こういう球を打つにはどうしたらいいか」「グロテスクな球」との声があがっていた。