交流戦MVPはどうなる…鷹の“ジョーカー”絶好調、候補に挙がりそうな選手は?
日本生命セ・パ交流戦は各球団9試合を終えて折り返し地点に
日本生命セ・パ交流戦は各チーム9試合ずつを消化し、ちょうど折り返し地点を迎えた。ヤクルトとソフトバンクが6勝3敗で首位に立ち、阪神、中日、西武が5勝4敗で3位タイ。オリックス、DeNA、楽天、ロッテ、巨人、日本ハムが4勝5敗と稀に見る混戦となっている。
残り9試合、どの球団にも優勝の可能性が残されている状況だが、折り返し地点を迎えた段階で“MVP候補”に挙がるのは誰だろうか。ここまで好成績を残す選手たちをピックアップしてみたい。
ここまで12球団トップの打率.467をマークしているのは、ソフトバンクの牧原大成内野手だ。藤本博史監督から“ジョーカー”と位置付けられ、貴重な働きを見せるユーティリティプレーヤーは7打点も3位タイ。2本塁打も放っており、ソフトバンクが交流戦優勝となれば、MVPの筆頭候補にあがる成績を残している。柳町達外野手も打率.303、打点は牧原大を上回る8打点をマークしている。
ソフトバンクと共に首位に立つヤクルトではホセ・オスナ内野手が4位の打率.387、2本塁打5打点と好調。山田哲人内野手が12球団トップの4本塁打を放っているものの、打率.194と低調。3位タイの阪神では糸原健斗内野手が打率.394、西武では山川穂高内野手が3本塁打、巨人でもアダム・ウォーカー外野手、丸佳浩外野手が3本塁打ずつを放ち、オリックスの杉本裕太郎外野手は牧原大に次ぐ打率.444を残している。
投手ではここまで楽天の辛島航投手、中日の松葉貴大投手、オリックスの山崎福也投手、ソフトバンクの松本裕樹投手がそれぞれ2勝。DeNAのエドウィン・エスコバー投手や西武の水上由伸投手、中日のライデル・マルティネス投手らはここまで5試合に投げて防御率0.00となっている。優勝球団から選ばれる交流戦MVP。まだまだ混戦模様の交流戦を制するのはどの球団か。MVP争いの行方と共に注目だ。
(Full-Count編集部)