奇跡の大学生が“両打席で1イニング2HR” まさかの離れ業は「正直、不可能」

イースト・カロライナ大のブライソン・ウォレル【写真:Getty Images】
イースト・カロライナ大のブライソン・ウォレル【写真:Getty Images】

大学生の“離れ業”に米メディアも大注目「珍しいこと」

 米大学球界で起きた奇跡の“両打席で1イニング2本塁打”が、話題となっている。大学No.1を争うカレッジワールドシリーズの地域大会で、3日(日本時間4日)に行われたイースト・カロライナ大(ECU)-コッピンステート大の一戦。「3番・中堅」で出場したECUのブライソン・ウォレルが3回に見せた離れ業に、ファンは「正直、不可能だと思う」「尋常じゃない」と腰を抜かしている。

 米スポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」も大注目で報道。ECUが17得点で大勝した試合で「一挙8点を取った3回には稀なハイライトシーンもあった」と特筆した。ウォレルは3回先頭に右打席で左翼スタンドに叩き込むと、打者が一巡した次の打席では左打席で右翼スタンドへ3ランを放ってみせた。

 ウォレルは今季、チームトップで自身キャリアハイの14本塁打と爆発。何より、1イニングの間に、しかも両打席でアーチを放った事実に同誌も「同じイニングに左右両打席からHRは珍しいこと。MLBでも過去3度しか起きていない。1993年カルロス・バイエガ、2002年マーク・ベルホーン、2012年ケンドリーズ・モラレス」と引き合いに出した。

 米スポーツ局ESPNの「スポーツセンター」も、公式ツイッターで衝撃の“打ち分け”を映像で紹介。ファンからは「かつて1度も起きなかったこと」「史上最高」「見事」などと称賛コメントが寄せられていた。

【実際の映像】奇跡の大学生が起こした“両打席で1イニング2HR” 衝撃の離れ業が「尋常じゃない」

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