最速170キロ大学生の「打てない剛速球」 ミット突き上げる“凶器”が「エグい」
最速170キロを誇る米国の大学生ベン・ジョイスの投球をだれも打てない
最速170キロを誇る大学生投手の剛球に打者もお手上げだ。「馬鹿げている。彼は何歳?」「この球速いな」「最後のはエグい」とファンの驚きが止まらない。
火の玉のようなボールを投げているのは、米テネシー大の3年生、ベン・ジョイス投手だ。3日(日本時間4日)に行われたアラバマ州立大との試合で8回2死からマウンドに上がると、直球だけで打者を手玉に取った。最速102マイル(約164.2キロ)を記録した4球は、どれも捕手のミットを突き上げて、壊してしまうのではないかという角度で突き刺さっている。最後は真ん中高めの直球で簡単に三振を奪い、この回を終わらせた。
「ピッチング・ニンジャ」として知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏が自身は自身のツイッターにこの動画を投稿。他にもSNS上には「ジョイスは凄すぎる」「98マイル(約158キロ)が105マイル(約169キロ)に見える」「今夜の試合でジョイスの打てない剛速球を見た」と驚きのコメントがあふれている。
ジョイスは5月1日(同2日)のオーバーン大戦で時速105.5マイル(約169.8キロ)を計時した。米メディア「FOXスポーツ」によると、これはカレッジベースボール(米大学野球)史上最速の記録だという。またメジャーリーグでの最速はヤンキースのアロルディス・チャップマン投手が、レッズ時代の2010年9月24日(同25日)のパドレス戦で記録した105.8マイル(約170.3キロ)とされている。球速は既にメジャー級のジョイスは、これからどんな運命をたどるだろうか。