“疑惑の1球”にiPadぶん投げ激高 退場の指揮官にファン同情「彼は正しい」
カージナルスのマーモル監督がストライク判定に怒り
■カブス 6ー1 カージナルス(日本時間5日・シカゴ・Wヘッダー第1試合)
カージナルスのオリバー・マーモル監督が4日(日本時間5日)、敵地でのカブスとのダブルヘッダー第1試合で退場処分を食らった。疑惑の判定を巡り、手にしていたiPadをぶん投げて猛抗議。ファンからは「今季最高の退場」「彼は正しい」と同情の声も上がっている。
カージナルスは4点を追う7回、2死満塁のチャンスを作ると、打席には1番のエドマン。カブスのエフロスがフルカウントから投じた外角のスライダーに、球審はストライクをコールした。エドマンは四球を確信し歩き出していたが、見逃し三振となり、チャンスがついえた。
この判定にマーモル監督が激高。ベンチから鬼の形相で球審に言葉を放つと、審判から退場を宣告された。怒りが収まらない指揮官は、手に持っていたタブレット端末をグラウンドへ投げつけ、自ら審判のもとへ。審判と激しく言い争い、ホームベース付近に線を引きながら身振り手振りでストライク判定に反論した。
この様子は米メディア「ジョムボーイ・メディア」でも紹介され、ファンからは「ロボット審判が必要」「僕も賛成。最低な審判たち」「マーモルに同情しないと」などと、ストライク判定に対する疑問の声が寄せられた。